和牛関連情報

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鹿児島県育種価情報 更新25年5月

鹿児島県内の種雄牛における、脂肪交雑育種価ランキングが更新されました。



鹿児島県種雄牛育種価25年5月分
名号 枝肉重量 ロース芯 バラ厚 皮下脂肪厚 推定歩留 脂肪交雑 後代数 前回後代数 前々回後代数  
美国桜 C H H H H H 323 141 0
喜亀忠 B H H H H H 63 42 0
隆之国 C’ A A B H H 3386 2332 1369
金吉幸 A H H C H H 69 44 40
金 照 C’ A B C H H 134 113 103
松茂美 C H H H H H 44 13 0
華春福 H H H C’ H H 353 56 23
第2安平 C’ H C H H H 142 103 27
第2勝王 A H B A H H 89 85 80
照勝栄 C’ A A C’ H H 89 77 63
晴茂平 H A C C’ C H 90 32 0
安福久 C’ H C’ H H H 13694 11744 8996
百合茂 H H H A H H 27738 24772 20913
金宝福 C’ H C’ H H H 15 0 0
花国165乃9 A A H H H H 233

43 0
金湧水 A H H A H H 100 90 65
勝茂波 H H H C’ A H 73 69 56
金政治 C B C’ C B H 87 31 31
薩摩乃安平 C’ H C H H H 12 12 0
福華1 H H H H H H 2683 2382 1667

美国桜は一気に頭数を増やしましたね!全国頭数のデータを基に推測すると、大部分が鹿児島県内で肥育されております。県外向けのストロー流通量が少ないことから、今後も鹿児島県内を中心に肥育頭数が大幅に増えるのでは?全国各地では、安福久母体への交配が増えてきているようですが、百合茂のような深みがある・胴が詰まった肉牛タイプへの交配も是非取り入れて、より良い枝肉作りが目指せるのではないかと感じます(枝肉重量項目がC)。
隆之国は、鹿児島県・北海道といった後代数の多い産地で共に育種価トップレベルにキープされており、その実力は流石です。この種雄牛もまた、気高系などで体型を改良するなどが今後の交配のポイントとなるでしょう。
最後に金照と第2安平の高い実力に注目しましょう。金照は7位→4位、第2安平は10位→8位へともに順位を上げています!後代数が増えるても、順位を下げない(むしろUP)点は、その実力に疑いがない証拠だと思います。金照はとにかくフレームのしっかりした、繁殖牛へ、第2安平は繁殖保留も視野に思い切った交配を考えると、ますます面白い存在になってくると思います。
最後に、情報を提供して頂いた方に御礼申し上げます。

1件のコメント

  • 佐藤太朗 says:

    はじめまして!!宮城の佐藤ともうします。よろしくお願いします♪
    次は何を付けようかと悩んでいる今日この頃です(笑)それにしても若手の勢いすごいですね~個人的には藤良系の牛さんたちが伸びて来るのでは?と思っていますが、なかなか絞るのが難しいです(笑)気高系では、徳悠翔イチオシです!!田尻系では
    安福久の後継牛が楽しみです♪いずれにせよ、どの牛さんが当たるかわからないというところが難しくて逆に面白いところでもありますね~(笑)